お知らせ・ブログ

2019年06月15日

防災学習

今日は、mameの木とyumeの木・合同で防災学習に行ってきました。

場所は、和歌山市消防局防災学習センター

和歌山城や市役所の近くで、同じ建物内には、

和歌山市消防局・和歌山市消防団

・和歌山広域消防指令センター・和歌山市危機管理センターなどがあります。

 

防災学習、まず初めは、防災センターの職員さんが、

床や壁にある大きな地図を使い分かりやすく、

過去に起こった地震や大陸のプレートの事、

地震が起こるしくみ、などを教えてくださいました。

 

みんな、職員さんの話を真剣に聞いております。(。-`ω-)

 

次は災害体感シアターで、実際の和歌山市内の映像を使って作られた、

地震発生時から津波到達までの和歌山市内の様子をシュミレーションした映画をみました。

 

映像とリンクして風が出たり、床が振動したりして、

地震発生時の瞬間の時には、音と振動で体が“ビクッ”てなっちゃいました。(;^ω^)

 

災害体感シアターで“ビクッ”ついた次は、津波ハザードを使って、

プレートで地震発生してから和歌山市に津波到達するまでの時間や、

どれぐらいの大きさの津波が想定されるかなどを教えていただきました。

 

ここからは、いよいよ実際に体をつかった体験学習にはいって行きます。

まずは煙避難体験!

煙が充満した部屋からの避難方法を教えていただき、

実際の火災時の避難方を体験しました。

(この煙は、体験用で体には害がない煙だそうです。)

電気まで消えて本番さながら。(;・∀・)

ハンカチなどがあれば口や鼻をおさえ、姿勢を低くして、

非常灯を目印に素早く非難。(; ・`д・´)

部屋の中にはいくつかの、センサーが付いていて、点数がでるようになっており、

避難後に自分たちの避難中の動きがどれくらい正しく出来ていたか、

点数で確認できるようになっていて、

mameの木の子供たちは、みんな高得点で無事に避難出来ていました。

 

上手に避難ができるようになったら、

今度は、初期消火体験!

油の入った鍋から火が出ている映像が、モニター画面に映し出され、

その火を、センサー式の疑似消火器で消す体験です。

 

まずは消火器の取り扱い方を教えてもらい

 

いざ、消火!

 

 

消火器を使った初期消火体験も、

みんな上手に出来ていました。

 

ここまで来たら防災学習も、いよいよ終盤。

次は一階の車庫に移動し、地震体験車での地震体験。🚒

 

震度7

 

机は安全のために固定されていて、椅子も滑りにくくなっているので

写真では揺れの激しさが伝わりにくいですが、

赤で丸で囲ったチェーンを見てもらえば、少しは伝わるかなと思います。

 

震度7と言えば、東日本大震災の時と同じ震度です。

このチェーンのふり幅を見ても分かるように、揺れがおさまるまでは、まず何も出来ません。

(もし地震が来る事が分かっていて踏ん張っていても、たぶん立っている事すら出来ないと思います。)

 

一部の人的災害などは、

前もって少しでも災害自体が起こらないように注意する事も出来ますが、

地震や津波・台風などの自然災害の場合は、

それ自体を起こらないようにする事は出来ません。(少なくとも、今は・・・)

だから、準備(耐震補強や備蓄・避難具の常備・避難場所、経路確認など)をしておく事が、

大事なんだと改めて思いました。

 

防災学習のプログラムは、ここまでなんですが、

地震体験車での体験が終わった際に、近くで様子を見ていられた消防署職員の方が、

「時間があるなら、ここにある災害時支援車(正式名称は忘れちゃいました。すいません)

・消防自動車などを見学していきませんか?」と声をかけてくださったので、

お言葉にあまえて見学させていただきました。

 

この災害時支援車(仮)は、災害が起きた際に消防隊員の方々が、

被災地に救助活動・支援活動など行った際に生活をするための車両だそうで、

室内には、換気のためのダクトや調理用コンロ・トイレ・シャワーなどが装備されていました。

 

「次は隣にある、この車!この車は、何をする車か分かる?」と、消防署職員の方に聞かれ、

「はしごが上に付いているから、高所での救助!」

と答えると

「確かに、はしごが上に付いてるけど、よ~く見て! はしごに沿ってパイプ付いてるのが見える?

この車は、よくある高所救助のためのハシゴ車の機能だけじゃなく、伸ばしたはしごの先から放水も出来る、

消火のための消防車と救助のためのはしご車の両方の機能を備えた車で、

先端屈折式のはしごは35mまで伸びます。」と説明してくださいました。

35mって、ビルでいえば約11階~12階の高さ!

 スッゲー!(‘’Д’’)

 

そしてなんと、この後この車に乗車までさせていただきました。

 

 

車内に装備されている、機器の事を説明してくださっているのを、真剣に聞き入っております。

 

マイクまで持たせてもらって ( *´艸`)

 

災害について知らなかった事をたくさん教えていただき、

しかも、普通じゃ乗れない緊急車両にまで乗せていただいて、

和歌山市消防局のみなさん、本当にありがとうございました。

お知らせ・ブログを一覧でみる

ページトップへ移動